神社についてHASE NIU JINJA
ご祭神
■ 第一本殿
丹生津姫命
■ 第二本殿
大黒人命
■ 摂社・末社
澳津彦命 少名彦名命 伍霊神社 秋葉神社 辧財天社 大己貴命 伊勢皇大神 稲荷社 土井殿社 西殿社 天満宮 八幡社 金刀比羅社 戎神社 白玉神社
ご由緒
当神社は丹生津姫命・大黒人命の二座を主祭神としています。
弘法大師高野山入山後も、六ヶ七郷を天の大社の社領とし、年中祭礼の料也とある。
七郷の中の長谷村(現伊都郡かつらぎ町新城地区、海草郡紀美野町長谷宮地区)の鎮守社として祀られてきた社であり、現在の社殿は明治三十年に改築されました。
第一殿の祭神丹生津姫命は、天野に伝わる丹生大明神告門(天平年間の作)の中に長谷の原に忌杖刺し給ひと見え、又同社祝氏本系帳の中にも、長谷の川原に犬甘の神と云う名を得て石神と成りて今に在す、和鋼三年十二世の祖彼の年籍勘へ奉る。丹生真人安麻呂とあるを見ても其の祭祀は一千有餘年にさかのぼります。
第二殿の祭神、大黒人命は、第一本殿のご祭神の御子、丹生狩場明神命です。空海(弘法大師様)を犬の化身となり、高野山にお導きされました大神てす。
「我が旧長谷村、人皇八代孝元天皇六世の孫猪心の命長谷の家号を稱え此の時右の神を祭祀せしならん神主中多伝」とある。
『神社仏閣旧跡改帳』(文化十年十月)の中に、「右のもの往古神代の時前より紙無依木の葉に書付取斗有、此の御社神楮唐へ取り御成り斗此の所楮子植付世間楮子と申ものこしらえ紙と申すものこしらえ世間に取置候楮子木茂申伝なり」、『紀伊国続風土記』には「楮子の森」と見える。
来社十三社は明治に境内にあった別当寺が廃された時氏子内から集め祀られました。
十月二十日神幸祭 御旅所まで青年団子供会氏子中で「山車」を先頭に神輿の渡御ありましたが、近年はご神木大銀杏の銀杏祭りと秋の例大祭がともに、十一月第一土曜日に斎行されています。
鎮座地ACCESS
住所
〒640-1471
海草郡紀美野町長谷宮238